ストレッチをさぼったら足がつった!水泳中に足がつる原因と対策は?
「足がつる」ということは、足の筋肉が痙攣を起こしているためです。だれでも起こりうる水泳中の「足のつり」について、原因と対策方法をまとめています。
この記事のもくじ
原因1. 筋肉の疲れ
過度に泳ぎ続けたり、普段使わない筋肉を使ったことが原因です。運動強度に関係なく、筋肉に負荷をかけすぎると足のつりを引き起こします。
そのためには、長時間の泳ぎは避けて適度な休憩を挟むこと、泳ぐ前には必ず準備運動をすることが大切です。
原因2. 体の冷え
水中では予想以上に身体が冷えます。冷えることで筋肉が収縮し硬直してしまうので、自分の意志で筋肉を動かせなくなってしまいます。
この現象が痙攣=「つる」なのです。
屋内プールに関して言えば水温が30度に保たれていているところが多く、入水してしばらくは心地よく温かく感じますが、運動力が少ないと体はどんどん冷えていきます。
特に水中ウォーキングをしている方や泳げないお子さんに付き合っている親御さんは水中での運動量がどうしても少なくなります。
血流を良くすれば熱量があがり温かくなりますから、意識的に身体を動かすようにしましょう。
原因3. 水分不足
水泳は大量に汗をかく運動で脱水症を引き起こしやすい運動です。
水分不足が足のつる原因の1つとしてあげられていることが多いですが、医学的には未だそのメカニズムはわかっていないそうです。
一説によれば、脱水症よる電解質不足からミネラルバランスが崩れ、筋肉の収縮を正常に制御できなくなることが原因とも言われています。
なにはともあれ、水泳も陸上で行われる運動以上に水分補給が必要と言うことを忘れないようにしましょう。
原因4. 加齢
中高年になると、筋肉量の減少により血流の低下、さらには身体の冷えを引き起こしやすくなります。結果、足をつることにも結びつくのですが、この他にも要因は複雑化されています。
また、足のつりは日常生活の中でも頻繁に起こりうることですが、水中ではさらに命の危険にも繋がりますので特に気をつけなくてはならない事案です。
なぜならば、実際、泳げない人よりも泳げる人の方が溺れることが少なくないからです。
いくら泳ぎが得意でも、油断すると思わぬ事故に繋がりますので自分の力への過信は禁物。
普段から意識的に筋肉を強化するなどして水の中でのリスク要因を減らしましょう。
<最後に>
私はこれまでに足指のつりはなんども経験しました。
そのときを振り返ると決まって準備運動不足。たまに面倒臭がってサボるのですが、泳ぐ前のストレッチは必須だと声を大にして伝えたいと思います。つると本当に痛いです。
万が一、水中で足がつってしまったら慌てずに、つった部分の筋肉の縮みや筋を呼吸をしながらゆっくり伸ばすつもりでストレッチすれば大丈夫です。落ち着いて対応してくださいね。
以上、水泳中の足がつる原因と対策方法をお伝えしました。
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