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リスクも伴う子供の歯科矯正。いつから始めるべきか悩みます。

      2021/01/26

歯医者世間では、子供の歯列矯正への関心が年々高まる一方です。本格的な矯正治療の前段階とも言われている第1期治療(矯正)は低学年あたりから開始されるご家庭も多いようですが、子どもときから始めた方が良いのか、それともある程度、体が成長しきってからの方が良いのか悩むところです。

第1期歯列治療を考えるきっかけ

10才娘の顎は小さくスペース不足です。永久歯がきつそうに並んでいます。すでに下の歯並びはガタガタしていて歯磨きも難しく仕上げハブラシは欠かせません。

「将来的には矯正治療だね」と、親と娘の間では度々話題に出ていた歯列矯正。

しかし、驚くべきことに娘の同学年の友達の中にはすでに第1期治療を始めている子が何人も!

これはぼんやり考えている場合ではないのだと、娘の矯正に関する方向性を決めようと真剣に考え始めました。

子どもの事情はさまざま

小学校2年生あたりから治療を始めた娘のお友達。(複数)

歯並び事情や顔の骨格などから第1期治療にとりかかった理由は様々です。

受け口を直したい」「前歯の向きを整えたい」「顎が完成される前に適切な位置に歯を動かしたい

などの悩みを解決するために治療へと踏み切ったそう。

中には、夜はヘッドギアをつけたまま寝るお子さんもいるようで、これにはさすがに驚きました。

かかりつけ歯科医に相談

そんな中、家族で10年以上お世話になっているかかりつけ医に娘の矯正について相談しに行きました。

今までは、「お姉さんになったら矯正が必要だね。」

と漠然とした話しか出ていなかったので、今回先生に相談したことは、娘の矯正治療の方向性を決める第一歩です。

家族の口内環境を熟知している先生ですが、娘の矯正に対して、今回どんな答えを出したのでしょうか。

かかりつけ医の答えはNo。

我が家のかかりつけ医は先を見越した治療をします。歯を残すことに執念を燃やしていますので、やたらに歯を削ったり抜くことは絶対にしません。ということで、私たちの先生に対する信頼度は高いのです。

注目の先生の答えは、「今やらなくてもいいのではないか」

理由は、

・経済的負担が大きい。

・矯正期間は伸びることが多く、その分虫歯にもなりやすい。

・抜歯の可能性は捨てきれない。

・矯正は親の意向である。

先生は、丁寧に子どもの矯正に関する話をしてくれましたが、子どもが矯正を始めるにあたり重要視している点は、なによりも本人の意志。

歯列矯正は歯のお手入ればかりではなく、精神的負担が思っている以上に大きいということを強く強調されていました。

見た目を気にするようになる高校生ぐらいの時期、矯正に興味を持ったそのときが矯正の始めどきだと。

総合的に考えるならば、矯正治療は高校生の時期、一度に一気にすることをおすすめされました。

結論

考えた末、我が家では娘に第1期治療はしないことに決めました。

決め手は、先生の「矯正治療は本人の意志」という考え方。

緊急性が高くない状況ならば、矯正治療の必要性を感じた高校生の時期まで待つ方が、本人が主体的に治療に向き合うと思ったからです。

娘の矯正について悩んでいた私たちですが、実は夫婦そろって矯正治療経験者。

私に関しては、親が始めてくれた矯正治療を止めてしまった親不孝者ですが、今回かかりつけ医と相談することで、矯正治療はこどもにとって大変デリケートな問題であるということを再認識した大変貴重な機会となりました。

この経緯から、

「本人の意志のないところに矯正治療は成功せず!」

が私たちが考え抜いた結論です。

 

当の本人はというと、「高校生から矯正する!」と今から張り切っております。







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