材料費0円！「実験用てこ」作り方。家にある物で作れます

実験用てこを作ったら思いの外、完成度が高かった！必要な材料や作り方を紹介します。

用意するもの

今回、実験用てこを製作するにあたり使用した身辺材料はこちらです。

材料費0円

○牛乳パック
○わりばし(丸箸1本)
○30cm竹定規
○ダンボール (長辺30cm大)
○ゼムクリップ(1個)
○きり
○カーテンクリップ(以前に100均で購入)

わりばしは支点として利用。重りをぶらさげた時に腕がスムーズに動くように、角張っていないタイプを使いました。

1:うでを作る

➀ダンボールで型取り

横幅30cm大のダンボールに30cm定規の枠を写します。

定規の枠に沿ってずれないように！

反射して右側が見えにくくなっていますね

まだ切りません。枠に沿って切るのは最後です。

➁線を引く

次に、ダンボールに写した定規の枠のサイド下の部分1cmのところから長辺と平行に線を引きます。

0.5cm幅となる線も真ん中で引いておきます。

➂目盛りをつける

先ほど長辺と平行に引いた線に印をつけます。

1段目と3段目の線に、うでの中心となる15cmの場所から2cmずつ両サイドに目盛りをふっていきます。

④目盛りごとに穴をあける

1段目と3段目につけた2cmの印を結び、十字にぶつかった場所をキリで穴をあけます。

最後に物差しの枠の線をカットして、、、

目盛りを書きましょう

うでは完成です。

2: 支柱に支点を作る

牛乳パックに穴を開けていきます。

牛乳パックの上部にある折れ目の中心から3cmのところで印をつけてキリで穴を開けます。

キリで穴を開けた後は穴を広げて割り箸を通せるようにしてください。

同様に、牛乳パックの後ろ側の面にも穴を開けます。

前後、同じ高さとなるように牛乳パックの折れ目の中心部から下方3ｃｍのところに穴をあけましょう。

割り箸を前後に通して支点ができました！

3: 組み立てる

先ほど作った「うで」と「ゼムクリップ」を用意します。

うでの真ん中にゼムクリップをとめます。

さあ、牛乳パックの支柱にさした支点の割り箸にうでを通しましょう。

実験用てこの完成です！実験中は倒れてしまうので牛乳パック内にお水を入れましょう。

実験してみよう

今回、重りとして使うのはカーテン用クリップです。

まずは、左/目盛り6と右/目盛り6。

実際、テーブルは斜めになっていません

左右つりあっていますね。

次は左が6で右が3。

この状態から右の目盛り3に、もう一つ重りをつなげます。てこの法則ではこの後、左右釣り合うはずですがどうなったでしょうか。

釣り合っています！しっかり機能していますね。

作った/使ってみた感想

実験用てこを作る過程で一番気を使うところは腕を作る部分です。必ず目盛りは等間隔！丁寧に穴を開けましょう。

思ったよりも完成度が高いので、ご家庭でもきっと役立ちますよ。

夏休みの自由研究にもおすすめです！