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MRI検査を体験。当日の流れや検査の様子をレポートします。

   

MRI

人生初のMRI検査。閉所恐怖症でないにも関わらず、予想以上に困難を極めた当日の様子を時系列に沿ってお伝えします。

MRI検査前

いよいよMRI検査当日。

今回の検査は頸椎のみだったので所要時間は15分間前後とのこと。身につけているもののチェック(計3回!)が終わったら、すぐにストレッチャーのような台に仰向けで横になりました。

両耳にはヘッドフォンを装着。検査中の大きな音による負担を軽減するためです。

また、頭部には撮影に必要な磁場コイル(野球のキャッチャーが顔に装着しているような物)をつけました。

検査中に気分が悪くなったり継続できなくなったときには知らせるようにとのこと。手元に緊急用のブザーを1つ渡されました。

MRI検査開始時

MRIの内部に入る時、思わずやってしまいました。

「狭くて圧迫感があるから目は開けない方が良い」と何かで読んだにも関わらず、MRIの機材に入った直後、なんと目を開けてしまったのです。

怪我の処置や注射をするときにはいつでも絶対に見ない主義ですが、なぜかこの日に限っては興味本位から自分の公約を破ることに。MRIの中を見てしまいました。

中は本当に狭いんです!

非日常の空間に耐えられず軽いパニック状態。

「このまま出れなくなったらどうしよう、、、」

出られなくなるなどは決してないのですが、閉塞感がどうしようもなく不安を増長させるのです。不安が一気に押し寄せ、じっとしていられなくなりました。

MRI検査中

ブザーを何度押そうかと思ったことか。しかし、頑張ればわずか15分で終わります。

とにかく落ち着こうと深呼吸をし始めると、今度は頭上から聞きなれない痛々しい音が!

MRI中の音を工事現場から出るような音と表現する方もいるようですが、あの独特の音は生活音にはない異色な音。体に全くなじみません。

それでいて、物凄い大きな音ですからとても不快に感じます。

気をそらすためにはどうしたらいいのでしょう。

ヘッドフォンから流れてくるなんとも穏やかな音楽に必死に意識を向けるしか術はありません。

最初はなかなか難しく、気持ちを落ち着かせる場所が定まりませんでしたが、なんとか少しずつ慣れていきました。

とにかくここから早く出たい!

振り出しに戻ることに

一刻も早く終わらせたい一心で耐え忍ぶこと数分間。いきなり音楽が止まりました。

「もしかして、終わり?!」

と、思った瞬間、耳元のスピーカーからこんな声。

「動いてしまったので画像が撮れません。もう一回撮り直します。」

そうなのです。残念ながら、途中で動いてしまったようなのです。

どうやら検査の初めに冷静さを取り戻そうと深呼吸し続けていたことが裏目に出た模様。

最悪です。

せっかくここまで頑張りましたが、悲しくも最初からやり直しになってしまいました、、、

2度目の撮り直し

やっと意識をヘッドフォンに向けられるようになった矢先のこと。一瞬眠りに落ちそうになりました。これは耐えきれそうだぞと安心してきたその時です。

「動いてしまったので、最後残り4分間頑張ってください!」

と、またもや声が。

もう、なかなかゴールにたどり着けません。

撮り直し後は、そんなに動いた自覚はなかったのに、、、と思いましたが、ダメでした。

MRI検査は本当に微動だにしてはならない検査なんですね。

2回の撮り直しを経て、ようやくMRIを終えることができたときは本当に嬉しかったです。

MRI検査を終えて

今回MRIにかかった時間は35分間。2度の取り直しがあったので、時間も相当かかったのかと思いきや案外短かったのが以外でした。

また、平常心を保てなくなったにも関わらず、MRI検査をギブアップせずにいられたのは、あらかじめ所要時間が15分と聞いていたからで、仮に1時間だったとしたらおそらくブザーを鳴らしていたと思います。

無事にMRI検査は終えることができましたが、率直な感想は今は当分やりたくないのが正直なところです。

まさか閉所恐怖症でもない自分がMRI中に動悸が感じられるほど気分が悪くなるとは夢にも思いませんでしたし、ややトラウマになってしまった感のある今回の体験。

もう二度と受けたくないMRIですが、もし今後MRIを受けなくてはならないとしたら絶対気をつけたいことはもちろん、

MRIでベッドに横たわったら何があっても絶対に目を開けない

ということ。

病院での検査は、大半の人は平常心ではありません。これからMRIを受ける予定のある方は、想定外のことも視野に入れてつつ、気をつけて検査に臨んでくださいね!







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