紫外線対策のやりすぎに注意!15分の日光浴は「骨粗鬆症の予防」に効果的
紫外線は完全悪ではありません。健康を維持するには若いときから紫外線とうまくつきあうことが重要です。
この記事のもくじ
悪いイメージの紫外線
一般的に人間の体に対する紫外線のイメージはあまりいいものではありません。
近年は性別年齢関係なく、屋外では日傘で肌を守っている方や暑くても長袖を着て日焼け対策している姿を多く見かけます。
紫外線を浴びることで心配なことと言えば、
○皮膚ガンになりやすい
○重篤な眼の病気
○シワやシミが増える
○日焼けする
○髪の毛や頭皮が痛む
などで、どれもこれも避けたい事柄ですが、特に見た目に直結する美容面への影響は多くの女性にとっては切実な問題で、できることならば極力紫外線は避けたいところ。
しかし、この嫌われ者の紫外線、実は健康を保つために大切な役目があるのです。
紫外線を浴びることで得るメリット
人間の骨は紫外線にあたることで丈夫になります。
健康な骨を保つには、「ビタミンD」が不可欠であり、骨の主成分であるカルシウムの形成を促す大切な成分です。
ビタミンDはイメージ的に食品から摂取するものと思いがちですが、紫外線を浴びることで体内でも自力でビタミンDを作ることができます。このことが紫外線が人体にとって必要不可欠である理由です。
紫外線を避けることは美容のためにはプラスになりますが、骨にとってはマイナスでしかありません。
若いうちから骨粗鬆症予防!
骨の代表的な病気の1つに「骨粗鬆症」があります。女性に多く50代くらいからなる人が増えてくる病気です。
骨折して病院に行ったら骨粗鬆症だった、、、ということも多く、この時点ではすでに骨がもろくなっている状況。ここからの対応では遅すぎます。
若い方にはあまりなじみのない病気のように思えますが、若い時こそ将来に備えて骨粗鬆症対策は必要。30代・40代から始めましょう!
そのためには骨粗鬆症の予防策の1つである「日光浴」は非常に有効。意識して日光にあたったり、適度な日光浴を習慣化することは骨粗鬆症対策の理にかなっていると言えます。
紫外線嫌いな人はどうしたら良いか?
かといって、美容のことを考えたら日焼け対策をそう簡単にはやめられません。
しかしながら、ビタミンD不足になるのも心配、、、
そこで紫外線を極力避けたい方でも無理なく日光を浴びることができる方法が「手のひら日光浴法」。
手のひらは適度に日に当たるには絶好の部位なのです。なぜならば、手のひらには身体の他の部位と比較するとメラニン色素が少ないので日焼けしにくく、シミやシワになりにくい性質があるからです。
手のひらを確認すると確かにシミは目立ちませんね。
これならば、紫外線対策をしつつもビタミンDの獲得を望めます。
夏場は15分、冬場ならば30分ほど手のひらを日光に向けるだけ。お金もかからず手軽で簡単にできますよ!
まとめ
紫外線は人間の身体に悪影響を与えるばかりではありません。身体へ与えるメリットも覚えておきつつ、引き続き美容にも力を入れていきたいですね。
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