日本の名園『兼六園』を満喫するために!銀世界とともに堪能する旅
2012/12/28
金沢へ旅行に行ったら是非足を運びたいのが金沢の兼六園。
たくさんの観光バスが立ち並び、公園の周りはたくさんのお店が軒をつらね、いつ訪れても変わらぬ賑わいを見せています。
今回は特別名勝の兼六園へ子供と旅をしてきました!
この記事のもくじ
兼六園とは・・・
兼六園は、岡山の後楽園、水戸の偕楽園と共に「日本三名園」の一つ。
江戸時代の代表的な池泉大回遊式総合庭園で、加賀百万石の名園とされています。
春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪吊りなど四季折々の美しさは、訪れるものを魅了します。
現在、世界遺産登録を目指して「城下町金沢の文化遺産群と文化的景観 」を文化庁に提出しているのだとか。
これからもまだまだ地域に根付いて発展してくれそうな気配ですね。
緑と銀世界の美しい姿・・・
訪れたのはちょうど1月の真冬。子供たちも園内に入るとそのあたり一面に飛び込んでくる銀世界に目を丸くしています。
きれいに手入れされた芝生の上に粉雪のように舞っている雪に、子供たちも都会ではなかなか見られないその雪を握りしめて楽しんでいました。
多くの人達が訪れるだけあって、ちゃんと雪掻きがされていて、走り回る子供たちにも安心です。
「唐崎の松」
園内を入って少し歩くと、天にも届きそうなほど大きな松が見えてきました。
これは兼六園の見どころの一つである「唐崎の松」で、11月1日の雪吊りの作業を始め、冬の風物詩の一つとなっているのだとか。
それだけでも美しいのに加えて池にもそれが線対称に映し出されていて、それはどこか感動的で、感慨深いものがあるのです。
子供たちもはじめてみるその松を見上げ、物珍しそうにみていました!
きっとこの銀世界とともにとても印象深いものなったようです。
絶対みたい兼六園のシンボル!
2本脚の灯籠がとても印象的な徽軫灯籠(ことじとうろう)とよばれるものがみえてきます。
二股の脚は本来同じ長さだったのが、何かの原因で折れてしまったのだそうですが、石の上にバランスを保っています。
手前にかかる虹橋とモミジとこの灯籠との写真は写真スポットです。
よくパンフレットとかでみた写真に実際に足を運んで、家族で記念撮影にはまさにおススメのスポットです。
最後へ池の周りを一周して・・・
兼六園の中でももっとも大きな池で、中心部に位置する霞ヶ池。周辺には蓬莱島、内橋亭などの数々の名勝や銘石があります。
都会でみる池とは違って角度によっては澄んだグリーンにも見えてとてもきれい!
周囲の名勝と、木々、そして雪に囲まれて、日本のまさに原風景がここにあります。
子供たちもこの鏡のような池をずっと眺めていました。
日本の名園でみた銀世界は、家族にとって忘れられないよい思い出となりました!
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