【不安解消！】ピアノ売却時に役立つ5つのポイント。契約前〜運搬当日まで

ピアノを売る際にありがちな不安や疑問点のまとめ。体験を通して気づいたことや注意点をお伝えしています。

1. 良いピアノ買取業社の見極め

ピアノの売却先を選ぶとき、査定額の高さに目が行きがちですが、安心して気持ちの良い取引を望むならそれだけでは不十分です。

まずは、ピアノ買い取り比較サイトなどを利用して、各業社さんからのファーストコンタクトをまちましょう。

理由は、この時点で何社かをふるいにかけることができるからです。

業者の中には、最初の連絡をメール指定しているにも関わらず、何回も電話で接触しようとしてきたり、頻繁にメールを送ってくるところもありました。

ファーストコンタクトの印象は、業者を選ぶ上で一つの判断材料になりますよ。

2. 契約書の有無

結論から言えば、契約書を特に取り扱わない業者さんも一定数存在します。

目星をつけた買取業社が契約書なしの場合、良質な会社かどうかは依頼者が判断しなければなりません。

我が家が選んだ買い取り業者さんもその一つ。

契約書はなかったものの査定依頼した業者さんの中では買い取り価格が一番高値だったので、ぜひともこちらに決めたかったのです。

直接話をする中で不安を払拭したのちに、今回お世話になることができました。

売却先の契約書の有無について気になる方は、取引される(しようとしている)業者さんの見極めが大切です。

3. 査定額の変更について

査定金額はピアノの型番や製造番号、ピアノの使用状態や具体的な特殊作業などがわかれば業者からすぐに出してもらえます。

このとき、

「ピアノに大きなダメージや問題がなければ」

という条件付きで査定金額を提示されるのですが、素人には非常にわかりずらい基準です。

そこで、査定額に大きく関わってくる問題は一体何なのか？致命的なダメージの目安は？と、目星のつけた業者に聞いてみると、

○ピアノが浸水したことがあるか

○共鳴盤やピアノ側面にヒビや割れがあるか

という回答。

かなり非現実的な状態であることがわかります。

常識的なピアノの使い方をしていれば査定額の変更は限りなくゼロに近いとのことでした。

4. 運搬日・開始時間・作業時間

ピアノを移動する日はこちらから指定できましたが、その日の作業開始時間がはっきりわかるのは運搬日の前日。ぎりぎりです。

要はピアノ運送会社次第ということなんですね。

休日の朝の9時に開始となり、終わったのは10時半ごろ。

1時間半ほどですべて終わります。

5.当日の作業人数

ピアノは重量のある楽器です。

アップライト→約320kg

グランドピアノ→261〜415kg

80kgの人が何人分かで考えると、重さのイメージがしやすいですね。

我が家が両ピアノでお世話になったときの作業員の人数は、

○アップライト 2人 
○グランドピアノ 4人

という割りあて。(アップライトは売却ではなく引っ越し先への移動で)

ピアノは型番によって重さが全く違いますが、基本的には上記の人数で作業するそうです。

体格の良い方ばかりが来るのかと思いきや、見てて心配になるくらいスリムな方もいましたよ。

作業の最後には、人数分＋1ぐらいのドリンクは是非渡しましょう！

まとめ

以上のピアノの売却を成功させるためのポイントをまとめると、

➀ファーストコンタクトで業者の良し悪しがわかる
➁契約書が無くても必ずしも悪徳業者とは限らない

➂浸水・ひびや割れがなければ査定には響かない

④作業開始時間がわかるのは前日

⑤作業員さんたちを労おう！

ということになります。

不安を取り除いて、良いお取引ができるといいです！

（ 尚、利用するピアノ買取会社と提携ピアノ運送会社さんよっては上記の内容と事情が異なることもありますのでご注意ください！）