歴史的散歩道！神々のふるさととして知られている葛城の道を歩こう！

奈良の神話のふるさととして知られている葛城の道とよばれている場所があります。

のどかな田園風景が広がるこの道は歩くだけでもとても楽しいものです。

野に咲く花々や、歴史的名所も点在をしていて、発見と感動の連続が続いている道なのです。

今回はそんな葛城の道を歩いてきました！

奈良の魅力を再発見できるそんな魅力的な道です！

葛城の道とは・・・・

葛城山と呼ばれていた金剛山の山麓にかつてあった場所である考えられています。

そしてここには古来からたくさんの神話の舞台となった場所であることからたくさんの歴史的な名所が残されています。

葛城の道はそうした数々の遺跡や社寺を訪ねる全長１３キロメートルの散策路で、住宅街に密接している道だからこそ、その一部を歩いて楽しむことも可能です。

このルート周辺は自然の姿をよく残しているため、ハイキングコースとしても最適です。

葛城の道を歩いてみよう！

ハイキングコースでありながらも、所々にハイキングコースの道しるべなどの看板がでているため、道に迷うことはありませんが地図があった方が、歴史的名所などを見つけやすいでしょう。

特に観光案内所などがあるわけではないので、駅で地図などを入手するのもよいでしょう。

歩いていると、ただ周囲の山々がまるで屏風のようになっており、のどかな光景はとても感動的です。

そんな道を歩き進めていくと、歴史的名所である九品寺が見えてきます。

ぜひここは立ち寄って散策してみることをおすすめします。

九品寺とは・・・

九品寺は楢原の集落にあり、この一帯は葛城山麓の緩やかな傾斜地に位置しています。

九品寺は奈良時代の僧、行基の創建したお寺として伝えられています。

境内の中に入ってみるとその本堂に周囲にはたくさんの石仏があり、とても圧巻される光景です。

実はこれは、南北朝時代にこの地を支配していた豪族、楢原氏が南朝方について北朝側と戦ったとき、地元の人たちが味方の身代わりとして奉納したものだという言い伝えがあります。

そのためこの石仏はで地元の人たちからは身代わり石仏とも呼ばれています。

５月にはツツジが美しい場所としても知られています。

この独特の光景がとても印象的なので、葛城の道の散策の途中に立ち寄りたいところの一つです。