ハワイ島の聖地であるワイピオ渓谷の絶景とそこに住む人たちの暮らしとは・・・
ハワイ島ではおもいっきりドライブを堪能するのも、旅の醍醐味でもあります。
ハワイ島にきたら電車や高速バスなるものは一切走っていないので、やはり小回りのきくレンタカーは必須といえるでしょう。
今回は家族でまさにハワイ島の絶景を楽しむことができるワイピオ渓谷に行ってきました。
美しさと雄大さを兼ね備えた景色は圧巻そのもの!
今回はそんなワイピオ渓谷についてご案内をしていきたいと思います。
ワイピオ渓谷とは・・・
ハワイ島の北部にワイピオ渓谷は位置をしており、カイルア・コナより車で約2時間、ヒロより車で約1時間45分に位置する神秘的な渓谷のことをさします。
尚、ワイピオ渓谷の「ワイピオ」は、ハワイ語で「曲がりくねった水」という意味なのだとか。
実はここハワイ島の先住民族にとって、大切な聖地として考えらえていた場所であり、今もハワイの人たちにとってはとても大切な場所であるのです。
この曲がりくねった水とは、渓谷を流れるワイピオ川のことをさし、海からの断崖絶壁は最大600メートルもあり、なかなかこの渓谷へのアクセスがしづらく簡単に立ち寄れる場所ではなかったことから、ハワイの先住民族の偉大な人物たちもここに埋葬されているといいます。
この幻想的な光景とともにここワイピオに住むひとたちにとって、太古の昔から信じられていることがあります。
それはマナとよばれる霊力です。
実はこのマナとよばれる霊力によってここワイピオは守られていると考えられており、ハワイ島を襲った幾度の津波からも逃れたこともこのマナのおかげで守られたと信じられています。
ワイピオ渓谷の絶景を堪能して
実はこの断崖絶壁の下にも今もなお人々が暮らしているというから驚きです。
現在も50人ほどの住民が暮らしているそうで、主にワイピオ川の水を利用して、タロイモの栽培をして暮らしているのだとか。
展望台から眺めると断崖絶壁に打ち付けるその波しぶきが、どこか神秘的で、自然の雄大な力が確かにそこにあることを感じます。
実は展望台の横には谷底に下りていく道があるのですが、レンタカーではこの先の道は入ることができません。
この先はその勾配が急な坂ゆえに4WD車が必要となるので、谷底に行きたい方にはツアーに参加されることをおススメします。
4WDで渓谷の下まで降り、馬に乗り換える乗馬ツアーなどユニークなものもあります。まさにハワイ島の原風景がそこに宿っていることでしょう。展望台から眺めるワイピオ渓谷の集落は、電気もない場所なのだとか。
それでもそこに生きるひとたちはそこにその深い思いと先住民族から受け継いだ知恵で、独自の生活を営んでいるでしょう。
展望台とその下の集落では、同じ時代とは思えない暮らしですが、それもハワイ島の魅力があります。
ここにきたらその絶景はもちろんのこと、そこに住むひとたちの生活や伝統にも目をむけてみれば、きっとハワイ島のさらなる魅力を発見できることでしょう。
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