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京都が一望できる永観堂からその景色を楽しもう!

   

京都の紅葉名所は数知れずありますが、中でもひときわ有名なのが『永観堂』です。

ここは「モミジの永観堂」と称されるほどの紅葉の名所であり、正式名称は無量寿院禅林寺、浄土宗西山禅林寺派総本山といわれています。

永観堂とは・・・

お寺に到着すると、とても静かで厳かな雰囲気が漂っていています。

ここ永観堂は、平安時代初期に書家の藤原関雄が山荘として建てたといわれています。しかしのちに空海の弟子である『真紹』によって密教道場「無量寿院」と改められたといわれています。

その後、1077年に第7世永観が入寺し、浄土念仏道場とました。

顔を斜め後ろに向けた阿弥陀如来像は‘みかえり阿弥陀’として知られています。

これは『後からついてくる衆生を振り返って救おうとしている』と解釈されています。

なんだかその奥深い意味に昔のひとのおくゆかしさを感じるものです。

永観堂に中にはいってみると・・・

まず見えてくるのは釈迦堂で、この前にある石庭の美しさには思わず息をのみます。

この石庭の前にあるのは『釈迦堂』で室町時代の建立とされ、本格的は書院造りとして知られています。

6間からなり、それぞれ『松鳥図』や『郡仙図』などの華やかな襖絵が飾られています。

この石庭は、高さ60センチくらいに砂が盛られていて、この庭園の奥深さを伺うことができます。

砂が盛られた上にはまるで、白黒のマス目があるようにデザインされていて、それを囲むようにまわりには幾つもの線が描かれていて、まるで川のような宇宙空間を表しています。

見方やそのときに自分自身の感性によって、いろんな風に映るまさに日本の誇るべき財産です。 

それから更に奥に進んでいくと、非常に急な階段がありました。実はこれ『臥龍廊』とよばれるもので、山の斜面にそって巧みに木を組み合わせてつくられた廊下なのです。

起状が激しく、龍の体の中を歩いているような不思議な気分を味わうことができます。

それでもどんどんと上にのぼっていくにつれて、見晴がよくなるのでなんだかとてもワクワクした気分になってきます。 

そして多宝塔へ・・・

上部は円形、下部は方形の二重塔になっていて、五重塔のように屋根の上に伸びる心柱に九輪と水煙がついているのは珍しいものなのだとか。

そして何よりのここから京都の街並みを一望することができます。

往時の人もここからきっと同じこの絶景を眺めていたのかと思うとどこか感慨深い気持ちになるから不思議なものです。
 







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