子どものお泊まり会でのエピソード。我が家ではこんなことで困りました。

子供は１0才頃になるとお泊まりへのハードルがぐんと下がります。学校で行われた宿泊体験経て自信を持てるようになるからです。
この記事では、自宅でお泊まり会をしたときに実際にあった想定外の事例を6つ紹介しています。

事例1. 食事を食べてこない

我が家のお泊まり会は夕方から始めます。

夕ご飯に合わせて総勢5名が集まった日のこと。

夜ご飯は鉄板を用いてのお手軽な焼きそばです。

ところが様子を見ていると、あるお友達の食べっぷりのすごさに驚かされます。

「食欲あっていいね。」

と話しかけるとそのお子さんが、

「今日は〇〇ちゃんの家でお泊まりだから(姉妹で)お昼ご飯食べないで来た。」
と言われて、えー、、、。

多めに作ったので足りなくなることはありませんでしたが、びっくりしましたよ。

いろんな考えのご家庭があるのだと、ある意味考えさせられました。

事例2. スケジュール以外のことをする

我が家では、お泊まり会の日の予定を事前に紙に書いてお知らせします。

「書いてあること以外はしない」という、こちら側の意志も伝えたいからです。

しかし、お泊まり会当日は、予想だにしないことが起こります。

お泊まり会のある夜のこと。お風呂も終わってこのときすでに20:00です。

突然、

「これからお菓子パーティーするよ！」

と、仕切る声。

持参してきた大量のお菓子をテーブルに広げだし、あっという間にパーティーが始まってしまいました。

事前に渡したスケジュールには、お菓子タイムなどと一言も書いていません。

事例3. 水が出しっぱなし

お風呂の使い方はそのご家庭のマナーがよく現れるところです。

一般的に子供たちがお風呂から出たあとの脱衣所は、床がびしょびしょになりがち。

あまり期待のもてないところです。

ところがあるお泊まり会の日のこと。

子供のお風呂上がりをチェックしにいってみると、脱衣所はとても綺麗です。

しかし、感心していた矢先のこと、なにやら不穏な音がお風呂場から聞こえます。

恐る恐る扉を開けてみると、

「ジャーーーーー」

水が滞りなく流れているのです。

蛇口の閉め忘れのようですが、これについては全くのノーマーク、、、。

事前に注意喚起しなかった自分を責めました。

事例4. 布団の端は不人気

子どもによっては布団の端で寝るのが嫌いです。

挟まれて眠る方が安心感があるようです。

我が家で4人お泊まり雑魚寝のときのこと、案の定、布団のポジション取りでもめました。

端だと眠れないという子が2人。

また別の子の中には、

「隣は〇〇ちゃんがいい。」

「妹の隣は今日だけは絶対にやだ。」

と言い出す始末。

これではいつまでたっても眠れません。

結局、親による鶴の一声で一番年下の子優先で強制的に寝かせました。

兄弟姉妹を一緒に呼ぶと、難しい一面もあるかもしれません。

事例5. 朝風呂を要求された。

スケジュールに書いていないことその2。

朝起きた子供の中から、

「朝風呂に入りたい！」
と要求されたこともあります。

呆気にとられて固まっていると、
「みんなも入りたがってますよ。」
と言われる始末。

「うちはお風呂屋さんではない。」

と一喝したらしぶしぶ諦めていましたよ。

事例6. 外出の際、車移動ではなかったので不満を言われた。

お泊まりした翌日、5人を連れてプールへ出かけたときのことです。

行き帰りは親付き添いで出かける予定でしたが、プールにいく前に移動は歩きとわかった瞬間、
車でいきたいと言い出す一人の子ども。

すかさず別の子供が、

「タクシーで行ったらいいんじゃない？」

と、ぽつり。

びっくりしましたよ！

子供がよその家に安易に車やタクシーを要求するってありなのでしょうか。

最後に

自宅でお泊まり会をすると決めたら、よそのご家庭や子どもに期待しすぎてはいけないというのが結論です。

お招きしたのはこちらですからね。

何か不都合を起こった時には、そうきたか、、、と思うようにして、ブレずにこちらの側の意志は伝えるようにしています。

子どもの想定外の行動は承知の上、ぐらいの覚悟がなければ子供のお泊まり会ははっきりいってやってられません。

自戒として、自分の子供がお泊まり会に誘われたときには、

・お友達の家は自分の家ではない。
・電気や水の使い方にはくれぐれも気をつける。
・その家のルールに従う。(お家の人の言うことには従う)

ことを改めて子どもに伝えたいです。